囲碁 ヨセ勉強法
最近亡くなられた呉清源先生は、囲碁は詰碁とヨセが大事とおっしゃっていました。
アマチュアはヨセが苦手だと言われ、ヨセよりも手筋とか定石を勉強される方が多いと おもわれますが、ヨセを勉強すれば、すぐに10目、20目違って勝率もかなりあがってきます。
アマチュアの中には石を取ったり取られたりするのが好きな方がけっこういます。
しかし強い相手になればなるほど、ヨセ勝負になりがちです。
大石を取って勝つ碁は楽しいかもしれないですが、大石を取って勝つことは、強い相手だと簡単にはいかず、ヨセ勝負になることが多いです。
ヨセの基本である先手、後手であるとか、よく出てくるヨセの形は何目、よく出てくる形のよせ方を勉強しておくだけで 勝率はかなり違ってくると思います。
ヨセの手筋も知っておかないと、相手にどんどん自分の地に侵入されて困ることになると思います。 逆に知っておくと相手の地にどんどん侵入できて終盤に逆転することも増えて楽しいです。
ヨセは大事なのにヨセの本などはあまり売れないせいか、ヨセを取り上げている商品は少ないように思います。
学習するのに個人的におすすめのヨセの本は王 銘エン (著) の【ヨセ・絶対計算】です。
ヨセの考え方、数え方をくわしく解説されていてよくわかります。
ヨセを勉強することで、この手は何目とつねに考える習慣がつけば、棋力アップに役立つはずです。
ヨセの勉強はつまらないと思う人もいるかもしれませんが、強くなるには勉強しなければならないと思います。